わたしは女なので男の話は面白くないと思う。
男に感想を聞いても、情報の話になってつまらない。
女に感想を聞くと、感情の話だから面白い。
これはわたしが女だからだろうね。
情報はネットや本で仕入れた方が、まとまっていて、分かりやすく、たいてい面白い。
だから、情報を話す男の話は劣った情報なのでたいてい面白くないと感じる。
落語とか、講演とか一方的な情報伝達は男でも面白いと思うよ。
あくまで、男の会話は一般的につまんない。
感情の話は面白い。
その人がなぜ、どういう思考回路でそう思ったのか、自分と一緒でも、違っても面白い。
熱があるし。
情報はあそびがない。よって面白くない。わたしには。
なんで男は感情の話をしないのだろうか。
子供のころ、泣くな暴れるなと女より注意を受けてきたから?感情にうとくなる教育を受けたからだろうか?
それとも生存戦略として、感情より情報が優位になる脳の構造なのだろうか?
男と話すことはつまんない。
聞いててもそう。自分が話していても、そう。
相手もつまんないのだろうなと思う。
それは情報と感情の交換を、ちぐはぐにしているから。
男に要望を伝えるときは感情を情報として与える。
この作業のなんと面倒なことよ。
情報として伝えることで少しずつ、感情が傷つく感じがする。
分かってほしいのは感情であって情報じゃないから。
察してほしいのは感情。情報じゃない。
だけどお互いの母国語が異なる場合は、話せる方が歩み寄るしかない。
感情語を話せる男は女と友達になれる。
情報語を話せる女は男と友達になれる。
だけど恋人に選ぶのは、感情語と情報語の異性カップルだったりする。
愛に言葉はいらないから?
結婚という名の生活をするには、言語の一致が楽だと思うんだよなぁ。
単純にあっしが男と一緒に生活するの向いてないのかなぁ。
あ、わたしはいま寂しいのかもしれない。