弱い人間は訓練しても強くなれない。

夢の中で働いていた、奴隷のあやコムだよ★

京大が、個人のアルコールに対する強さを息を吐くだけで、かつ短時間で判定できる機械を発明した。

というニュースを見たよ。

誰でも訓練すると、ある程度は飲めるようになっても、

体質というのは変わらないので

「アルコールが弱い人が強くなることはない。」

ということを言ってた。

急性アルコール中毒などにならないよう、

成人前から自分の体質を知っていてほしいとのことだった。

強くなったように錯覚するだけで、

アルコールの分解ができずに毒素がたまる、と。

それで色々思ったのだけど、

子供のとき嫌いな食べ物が、実はアレルギーだった、とか。

言葉で上手く説明できないけど、

なんか、嫌な感じ。嫌い。

という感覚は無視すると結構大変なことになる。

それで、思い出したので、記録。

若い頃、あやコムより後に入社した女の子が、

あまりに仕事ができなくて、

OJTで怒られまくっていたのだけれど、

その時に上司が、

「自分のこと、信じないで！」と怒ったため、

真面目な彼女はメモに、

「自分を信じない」と記載。

その後、彼女は試用期間中にクビになってしまった。

どういう気持ちで、「自分を信じない」とメモしたのか。

なんかコント見てるみたいな的外れな、おかしみと、

彼女の笑えない切実な気持ちとで、すごく変な気持ちになった。

あの日のメモを彼女はもうとっくに忘れているだろうが、

彼女は自分を信じられる仕事を見つけられたのだろうか。

必要なのは、

なんか好きと、なんか嫌いを決める

自信なんじゃないかと思う。

この自信にしたがって、

「なんか嫌い」は、あんまり克服しなくてよい気がする。

アルコールだけじゃなくて。もろもろ。