完全なる妄想「嫁がプラモ勝手に捨てた」話。
たまーにテレビなんかで奥様が旦那様の趣味の物を勝手に捨てる話とか見かけることがあって、
それってなんでだろうと妄想。
①旦那様への単なる嫌がらせ。
②旦那様を愛してるし、旦那様が大切にしてるのを分かってはいるが、自分の気持ちを分かってほしいという表現。
①の場合は離婚した方がお互い幸せかも。
②の場合は、
お金と時間、空間の使い方に不満があったが上手くコミュニケーションがとれなかったため、強行突破したんじゃないか説を想像。
趣味を認めてほしいという気持ちはわかる。
子供のころの宝物みたいなもので、「大人とか友達には分からないかもしれないけど自分にとっては大切なもの」があるって気持ち。
きっと奥様だって、旦那様にとっては単なる石ころの宝石を大事にしているだろう。
相手に気持ちを尊重してほしいなら、
「相手にとっては価値がないゴミのようなもの」である(かもしれない)気持ちも尊重しなきゃいけないと思うんです。
それが尊重しあうということだから。
もしも「ゴミのようなものが家中に溢れている」空間にいたら、奥様も居心地悪いだろうし黙って捨てたくなる気持ちも分かると思うんです。(やっちゃダメだけど。)
勝手に捨てる時には、旦那様との間でコミュニケーションがとれていないのが原因だと思います。
「ゴミに大金を費やしている」不満とか
「ゴミに時間をつかって家族をないがしろにしてる」不満とか
「ゴミはゴミ箱にいれてほしい」不満とか
たぶん、奥様は黙って捨てる前に何度か話していると思うんです。
でも大抵、旦那様はちゃんと聞いてない。
俺のお金と俺の家、俺の時間のことだから、文句いわれる筋合いがないと思っているから。
奥様は、家族のお金と家族の家、家族の時間のことだと思っている。
「そんなものばかり買わないで。」
(子供や老後のためにもう少しお金貯めようよ。)
「邪魔。」
(掃除しづらいし、子供やペットがプラモの部品誤飲したら大変だから毎回きちんと片付けてほしい。)
「またそれ、やってるの?」
(たまには、子供と遊んであげてほしい。わたしとも一緒に過ごしてほしい。)
で、奥様が実際に口に出すのは「」の否定、悪口、不満だけだったりする。
なぜか。
お金と家と時間の所有者の感覚がお互いに一致してると思っているので、自分の気持ちや考えは言わなくても自分が正しいことが相手には分かるはずとお互い信じきってるから。
話し合いが平行線になるときには、根本的なお互いの考え方が異なっている可能性を考える必要がある。
要望だけを伝えることは「命令」とかわりないことであることを意識した方がよい。
夫婦に上下関係はないのだから、これはおかしいと思わなくてはいけない。
旦那様は、お金と家と時間は自分だけのものって考えが変わらない限りは絶対に奥様の気持ちにそうようなことはしないだろうし、
奥様は「なんでこんなに話し合ってるのに(実は一方的に文句いってるだけ)聞いてくれないんだろう。話しても無駄。もうすてちゃおう。それで解決する。わたしは悪くない。」と、話し合い放棄。
これがわたしの想像する「プラモとか趣味のものを嫁に勝手に捨てられた話」。
本当は、自分の考えとか気持ちを伝えなきゃいけないのに、
要望だけを伝えると命令されている気持ちになり、反発。
「お小遣いのなかで、楽しんでね」とか
「子供やペットの手が届かないようにこの一角に収まるようにしてほしいな」とか
「趣味の時間もいいけど、家族との時間も大事にしてほしい」とか
奥様は言えばいいし、こんな風に言っても何も変わらないならもう離婚も検討してよいと思う。
旦那様もけっこう無自覚にジャイアンみたいに考えている人は案外多い。
すごくナチュラルに男尊女卑とか。
きちんと説明して、分かってくれない旦那様ならもう別れた方が幸せかもしれない。
勝手に物を捨てる奥様も、自分こそが話し合いを放棄し、強行突破したことを旦那様に謝る必要がある。
もしくは「家政婦」と「ATM」の共同生活と割りきるか。
とにかく「鬼嫁の話」とか「話し合いにならない旦那の話」として処理する問題ではないように思う。
全部妄想だけどね!
てへぺろ。